公認会計士の試験は採用試験ではありませんので、試験を通れば公認会計士にすぐなれるわけではなく、試験合格のほかに2年以上の実務経験等が必要になります。とはいえ試験を通らないと公認会計士になれないのは確実ですね。まずは試験に合格するために、狭き門を通るための方法を考えてみましょう。

■まずは「短答式」試験と「論述」試験の難易度を知ろう
例えば5大難関試験の一つに数えられる「弁理士試験」の場合、短答式試験は比較的簡単ですので、そこは勉強して合格するという前提で、論述試験対策に時間を使うのがスタンダードな勉強法といわれます。逆に、公認会計士の試験は、短答式試験が難しく、短答式試験さえ合格してしまえばそのあとの論述試験は合格率が高くなるといわれます。

■短答式試験とは
短答式試験は選択問題です。例えば26年度の第一回試験「財務会計論」では2時間で32問の出題ですので、1問あたり3分以上かけられるので割と余裕かな、と思うかもしれませんが、問題文自体長く、数字を認識して計算することを考えると、時間に余裕は全くないといわざるを得ません。ちなみに問題用紙はA4サイズで27ページに及びます。ちなみに合格ラインは、概ね70パーセント前後に落ち着くことが多いようです。

■試験の時期は
二次試験、つまり「論述試験」は例年8月に行われます。「短答式試験」は、12月と5月、二回チャンスがあります。とはいえ短答式試験に力を注がなければいけない関係上、5月の試験より12月の試験で合格しておいた方が楽なのは確かですね。

□つまり
12月の短答式試験にむけて全力を注ぐのが標準的ですが、では具体的にどのように頑張ればいいのか考えてみましょう。