よほど能力の高い人でない限り、独学で公認会計士試験に合格するのはまず不可能です。ですので、対策になるような講座のある大学に通う大学生以外は、予備校に通うのが一般的ですね。受験者の職種別に、予備校について考えてみましょう。

■仕事をしている社会人が通うなら
公認会計士試験の対策で有名な予備校は、社会人の方向けに「通信講座」を設定していることが多いですが、これはお勧めしません。試験の難易度から考えるとまず「難しくて最後まで続けられない」と、途中でギブアップするのが常だからです。一人ではなかなかモチベーションも保てません。

やはり、手間をかけてでも実際に通って、同志がいるところで勉強することをお勧めします。その場合、土曜日や平日の夕方に通学できるのは「LEC」だけのようです。金額も相対的に安いので、仕事を辞めない方は検討してみるといいでしょう。

■無職あるいは大学生のダブルスクールなら
「TAC」あるいは「大原予備校」などが一般的なようですね。また、「非常識合格法」といううたい文句で売り出している「クレアール」という予備校もありますが、いまひとつ定着していないようで、通う人によっても良し悪しの評価は人によってだいぶ異なるようです。

ちなみに、公認会計士になるためには、試験を通った後、実務経験2年、補習所3年(短縮可)、終了考査、と必要な要件が続きます。予備校でコネクションを広げておくと、後々有利になることがあるかもしれませんね。

□実際のところ
傾向と対策、合格実績云々よりも、その時間で学習がしっかりできるか否か、講師の質で選ぶのが一番最優先です。それ以外はすべて、付加価値と思っておいた方がいいでしょう。